ドラフト式の古本交換会を開きました。
以下、募集用のチラシ画像です。
今回はつなげーとという社会人サークルサイトとTwitterのふたつで募集しました。
奇妙かつ、ルールがいろいろあるので人を集めるのが大変なイベントですが、今回は開催の1週間前には12名集まり、満員になっていました。
製本の会を開催してからは奇妙な会のウケがよくなった気がします。
今回の参加者の平均年齢は40後半くらい。16~55歳が参加する会でした。
いつも20代30代中心なので、なぜこうなったかはわからないです。
歳が離れてる人が惹かれるイベントを作れているというのは、かなりうれしいことです。
今回の参加者は、全体的に小説が好き、かつ、読書量が多い印象でした。作家さんとか特定の作品の話で盛り上がる場面が結構あったので、僕はただ微笑んでいました。
交換に出されたのはこちらの本たち。
ほぼ小説。
全員、流暢な紹介をしていました。紹介を一周終えたら、任意の人のための追いプレゼンの時間を設けるのですが、僕しか「追い」をしてなかったです。みなさん完璧。
僕はインタビュー本を二冊もっていきました。
2冊とも1巡目ではけたのでうれしい。
絶滅危惧個人商店と大人のOB訪問の2冊。
どちらも、おれが作りたい!なに先に作ってんだよ!とむかついてくる本です。良書ということ。
本選びは、なるべく小説を避けて、「一般書」、「企画としての切り口がおもしろいもの」を選ぶようにしてます。
毎回1巡目で選ばれてるから、忖度がないと信じて、選書が良いということで少し誇らしくなります。
小説は、「あまり知られていない」かつ「切り口がおもしろいもの」の2つがそろった、パワーがある本を選ぶか、
かなり上手にプレゼンするかの2択なので、結構難しいと思う。
ひとり、竜馬がゆく(8巻セット)をもってきていました。アグレッシブ。
今回は別にいいけど、最後まで残った場合、持って帰る人が負担になる可能性があるから、「上・中・下」の3冊セットまでに制限をかけようと思います。
僕は「死にカタログ」と「燃えよ剣」をもらいました。
どちらも他の人と指名が被ったのでクジをひいたのですが、両方とも勝ちました。
女子高生に勝ってしまい、譲ることもちらつきましたが、それはそれで気持ち悪い気がしたのでやめました。
でも2連続で勝った瞬間に、なんとなく「やばい!」と思いました。公平なクジだけども。なんかね。
古本の交換というものを全員がしっかりと楽しんでいる感じがしました。
進行のポイントもわかってきたし、準備もそんなにいらないので、いい企画に進化した気がします。
ただ、進行をやっていると、他の人の話を遮るタイミングの正解がわからなくなります。
ぜひ他のコミュニティでもやってほしいけど、できれば一言あるとうれしいです。
この会のコツみたいなのも伝授できると思うので。
次回の古本交換会は1月くらいになると思います。
12月は辞書でしゃべる会【く】をやろうかなというお気持ち。