本店・本屋の実験室では、現在多くのZINEを取り扱っています。自身でZINEを作っている「ひとはこ棚主」も加わり、当店でしか入手できないものも増えています。
ここでは、その一部を紹介します。ぜひ当店でお求めください!
*印:本店・本屋の実験室でしか手に入らないもの
①友達でいたかっただけ【前編】【後編】*
作:かしわ まめふ
棚主:まめふのふ(ひとはこ棚主)
一番怖い選択の先に、本当に欲しい未来がある。
「一生傍にいると思っていた親友が、変わってしまった」
【元の関係に戻りたい】と思うのに、どんどん関係が歪んでいく中、主人公にとって一番怖い【見たくない感情】と向き合う事で、答えを見つけていく物語です。
②銭湯か映画館しか知らない*
作:わらび
棚主:わらび書店(ひとはこ棚主)
2002年生まれ、大学四年生。 日常の気づきや情緒を記した初のエッセイ集。文学フリマ大阪12にて初出店。 弟にお金を借りてZINEを作ったので本当に買ってください。笑 X:https://x.com/warabi_ado note:https://note.com/warabi_ado/
③腹にいのちを宿すまで 32歳独身の妊活奮闘記*
著:せんみ
棚主:ほんだな
ライター・デザイナーの著者が自身に備わる「妊娠機能」について向き合う日記ZINE。友人と飲みの席で妊娠出産までの逆算年表を作るところからスタートし、無視できない親族からの要望を含んだ眼差しについてもあたりまえの悩みとして軽やかに描写される。
④てんてんてん*
作:はなちこ
棚主:ミモザとビオラ
美しいイラストともに紡がれる「大人のための絵本」
⑤わたしになるまで*
作:波留ねこひと
棚主:ミモザとビオラ
かわいらしく美しい絵と壮大なテーマ。お子さまにも。
⑥単・端・担・反・短編集
作:七瀬コタ
棚主:ミモザとビオラ
ほっこりと優しい、いい意味で手垢のついていない筆致は新鮮です
⑦永遠と驚異
作:小夜流雄貴
棚主:ミモザとビオラ
今の若者が考える「君たちは(私たちは)どう生きるか」
⑧短篇集*
作:煙 亜月
棚主:ミモザとビオラ
文豪を思わせる、でもライトな短編集
⑨ハッピーレクイエム*
作:煙 亜月
棚主:ミモザとビオラ
こんな小説が読みたかった! 圧倒的破壊力、そして愛の物語
⑩チョコタンとなかまたち*
作:YOU
棚主:ミモザとビオラ
心の障碍を抱える身寄りのない著者が描いた絵本です。その世界と彼女の希望を多くの方々に共有してもらいたいと思います。
⑪透明人間さよなら(初版)
作:和田拓海
棚主:Castellu
社会的少数者について書かれた本を扱い、今までいないことにされてきた人たちの小さな声を大きく届ける「本屋メガホン」店主・和田拓海さんによる初めてのZINE。初版特装版を入手できる店は現在、貴重です。
⑫生活と怒号
作:和田拓海
棚主:Castellu
「本屋メガホン」店主・和田拓海さんによるZINE第二作。私たちを抑圧する社会構造や政治に対する怒りは常にある、でも慢性的な怒りは私たちを疲弊で蝕む。社会を変えるアクションを起こす原動力としての私の怒りと、抑圧されても続けなければいけない私の生活。
⑬石としてある
作:本屋メガホン(編集発行)
棚主:Castellu
「本屋メガホン」店主・和田拓海さんによるZINE最新作。 様々なマイノリティとして生きる9名の書き手による、静かな叫びと祈りの文芸誌。
⑭スパイスとセーファースペース
作:本屋メガホン(発行)、山もといとみ・浦野貴識(編集)
棚主:Castellu
2023年夏に岐阜の「本屋メガホン」にて開催された、スパイスを使ったチャイをみんなでつくって飲みながらセーファースペースについて考えるイベント「スパイスとセーファースペース」後の座談会でのおしゃべりをまとめたzine。Castellu店主も参加しています。
⑮ケルベロスセオリー記録集
作:ケルベロスセオリー
棚主:Castellu
「フェミニズムを制作の上で重視するアーティストの展示およびプロジェクト」を行うケルベロス・セオリーによる、2021-2022年までの活動のアーカイブ。イベントや公共空間におけるセーファースペースの実践に関心のある方におすすめです。
⑯鳳
作:イシヅカユウ文化出版公司(発行)
棚主:Castellu
イシヅカユウ(モデル・俳優)のファースト写真集。前編台湾にて撮り下ろした一冊。サイン入り。
⑰Ecailles —鱗—
作:イシヅカユウ ほか
棚主:Castellu
イシヅカユウ(モデル・俳優)の誕生日リサイタルに寄せて作成された豪華パンフレット。地元・静岡での撮り下ろし写真やイシヅカユウ徹底解説コーナーに加え、柚木麻子による掌編『人魚姫2024』を収録。サイン入り。
⑱なにかはあるけど何も起きない
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2020年4月1日から一年間の日記です。A5、176ページ。 800円。女7人が一軒家に暮らす日々。 大人4人子供3人、世帯で言うと3世帯。配偶者の他界、パートナーのくも膜下出血、子連れの離婚。大事件があらかた終わった我々のところに次にやってきたのはCOVID-19だった。 とくに何も起こらない日々の記録です。
⑲晴れたら庭の木を切って
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2021年4月1日から半年間の日記です。A5、125ページ。 800円。女7人一軒家暮らしの日記第二弾。 繰り返される日々と毎日のご飯。コロナ禍はまだ続く。何かはあるけど何も起きない毎日の続きです。 特別付録は同居人のナナオの日記1ヶ月分です。
⑳わたしたちの生活と人生
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2021年10月から5カ月間の日記。A5、132ページ。700円。相変わらずの女7人一軒家暮らし。ゲストに同居人のハルさんの1ヶ月分の日記を寄稿してもらいました。 祖母が103歳で大往生。ホクロの除去手術、我が家にもコロナ感染者が出ましたよ!などと盛りだくさんな半年弱の記録です。
㉑屋根裏日記
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2022年3月から半年分の日記。A5、160ページ。1000円。相変わらずの女7人一軒家暮らし。 滝口悠生さんがファシリテーターの日記ワークショップへ参加したの記録、夫の命日、恋人との別れ(そして再会)、地獄の長期休暇、コロナ再びなど...。今回も色々ありそうですが特に盛り上がりはないです。アラフィフの楽しい暮らしをどうぞご覧ください。
㉒続屋根裏日記
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2022年9月からの7ヶ月分の日記。 1000円。相変わらず女7人でわーわー暮らしております。 最初の日記本では4年生だった長女が小学校を卒業し、わたしは仕事で煮詰まり、家事育児に追われる中ライブにも行き日記本も作る。 「やることが…やることが多い!」日々の記録です。 イベント配布していたペーパーに掲載したエッセイが載っています。
・あの家に暮らす七人の女
・わたしとインターネットとリトルプレス
・老眼鏡のこと
・我が家の家事分担について
㉓わたしのふね
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2023年末4月から半年分の日記。1000円。まだまだ女7人で暮らしております。長女が中学生になり、一学期を駆け抜けて夏休み、そして二学期が始まる時期まで。 わたしは仕事で新人教育を担当して、新人の若さ素直さ眩しさに負けて見事にメンタルをやられながらも推し活だけは頑張ってます! 日々を過ごしていると、わたしのふねは泥舟のような気がしたけれど、振り返ってみるとそうでもない、そんな日々の記録です。
㉔Nのめがね
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
2023年10月から、2024年1月までの日記。 800円。相変わらずの女七人一軒家暮らし。 年末年始、いろいろりました。体調を崩し、推し活をし、飲酒、仕事、大殺界。 あんまりいいことないなと思って過ごしていたけど、まとめてみたら楽しそうでした。 書き下ろしエッセイ4編収録。「大殺界だしね」「結果報告と反省」「歪んだ王国」「Nのめがね」
㉕2024年の夏休み
作:針山、ナナオ
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
A5、150ページ 。1000円。
針山と同居人ナナオの合同誌。表紙デザインはソフィさん。 相変わらず女七人で暮らしております。 2024年の夏休みの日記。針山はこどもたちの夏休みの日々を、ナナオは50歳の記念に取得した長期休暇の日々を書き綴る。 若さに負け、老いに希望を見出す、それぞれのおやすみ。今年の夏もいろいろありました。
㉖マッチングアプリを読む
作:針山
棚主:針山屋(ひとはこ棚主)
A5、P44。600円。中年女性がマッチングアプリをひたすらスワイプし、プロフィールを読み、メッセージのやりとりをした、どこにもいかない誰とも会わない出会わない、デスクリサーチのマッチングアプリの解説の書! 内容はマチアプでのエピソード、わたしが見つけた厳選プロフィール、オススメのマチアプ本などなど。ゲストは同居人ナナオさんです。
㉗あの日ここで生きていた
著:永月いつか
棚主:九月社
日本・吉祥寺、ドイツ・ベルリン、ポーランド・クラクフ──世界の3つの都市を巡りながら、歴史や日常、過去や現在、そしてこれからに思いを巡らす、当時歴史学修士を修めたばかりの著者による詩とエッセイと写真の本。
㉘ヨン次元との邂逅*
作:間透
棚主:早贄書房(ひとはこ棚主)
家に帰ると、そこには紫色のアリがいた。
ヨン次元からやってきたという彼らは「ヨンヨンアリ」と名乗り、
超次元間憲法に基づき連帯保証人になってほしいと言う。
そんな彼らとの日々を綴る異次元交流画文集。